「リーダーは選ばれるのか、現れるのか?」
朝10時、ロックフェラーセンター近くのオフィスビル。
遠くハドソンリバーまで見渡せる眺めのよい会議室で、こうしてBill Mayerとの対話が始まりました。
Bill Mayerはリーダーシップ養成講座で名高いアスペン研究所の名誉会長であり、アキュメンファンドのボードメンバーでもあります。金融機関のトップから、ビジネススクールの学長まで、複数の組織でリーダーを務めた彼がどのような「リーダーシップ論」を展開するのか、フェロー一同固唾を飲んで次の言葉を待ちます。
Bill曰く、人は誰でも「Gift」を持って生まれてくるのだと。
人や社会のために役立てられる才能。
生まれたときから持っているから、持っていること・使っていることをほとんど意識することがない才能。職場であろうが、プライベートであろうが、使っている才能。
彼の場合は、「to figure things out by myself」、それはつまりある物事・課題をどう解くか自分で判断することであり、それが意思決定者としてのリーダーの役割にうまく合致したのだろうといいます。
(その才能を発揮した最初の記憶は小学校1年生だとか!)
私のGiftは何だろう?
答えを見つけるまでにはもう少し時間がかかりそうです。
コツは、自分が得意で、且つ夢中になれることを(場所や文脈が変わっても)やり続けること。その中から次第にパターンが現れ、より効果的に周囲の役に立てるようになるのでしょう。リーダーシップが現れるとしたら、きっとそこからなのだと思います。
Billから学んだ一番大切なことは、自分に正直に、自分にできることを続ける、ということ。
リーダーシップだとか頭で考えすぎずに、まず動く。
これなら私にもできそうです!
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