2011-04-26

パンジャブ州あれこれ

出張もいよいよ終わりという今になってパンジャブ州の紹介をするのも変ですが、せっかくの機会なので。

パンジャブ州はパキスタンと国境を接するインド北西に位置します。(パキスタン側にもパンジャブ州があります。)
面積は小さいですが、イ ンドの中でも豊かな土地として知られています。パンジャブの語源は5つの川という意味だそうで、州内を流れる、5つの川の恵みで肥沃な土壌が広がっていま す。インドの小麦生産量の約20%がパンジャブ州からです。他にも綿花、米などが有名です。インド国内(ビハール、オリッサなど比較的貧しい州)から出稼 ぎにくる人たちも多いそうです。

インドで一番ベンツ所有台数が多い州だとか、
農家の息子は働きに出なくても生活に困らないけど、肩書きが無職だとお嫁さんをもらえないから腰掛け程度の気持ちで働きにくるとか。
どこまで本当かわかりませんが、こうしたパンジャブ出身の同僚談もあながち嘘ではなさそうです。

実際街でも携帯、バイク、乗用車など確かに新しいもの、価格の高いものを持っているひとが多い。先月デリーからアムリッツァルへの便に乗った際には、(30人くらいの小さなフライトでしたけど) iPhoneを持っているひとが半分くらいいて驚きました。

ところで、何が理由かわかりませんが、車のスピードが非常に早く、助手席に乗ると毎回ハラハラして寿命が縮まる思いです。まだ始まったばかりの救急車オペレーションですが、やはり交通事故が理由の救急車出動が一番多いです。

ターバンが印象的なシーク教徒が人口の7割近くを占めるのですが、ヒンドゥーやムスリムと違いお酒を飲む人が多くいます。
その結果、飲酒運転も。日本のように取り締まりが厳しくないので、交通事故を誘発すること必至。

それどころか病院の医師も夜は酔払っていることがあるとか。。。

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