2011-10-11

自分を信じられるか


この一年間は何だったのか。

結局のところ、私にとってそれは「自分自身との対話」に尽きた。

年間10名のフェローに選ばれた時点で、周囲から見ればかなり成功しているように(そして将来も成功するように)思われるかもしれない。派遣先の1298では、それなりに貢献できたと思う。

にもかかわらず、自分に自信が持てなくて、この先私に一体何ができるのだろうかと途方に暮れた日々。

フェローシップ修了に際し、ジャクリーンから次の言葉をもらった。

“….. That combination of strength and vulnerability will enable you to do great things once you come to fully trust it.  ….. You have so much to give the world, and need only give yourself permission to know how wonderful you truly are….”

私のレポートを読んで下さる方の中には、常日頃世界の現状に胸を痛めていたり、努力家で、向上心が強くて、自分にも何かできないだろうかと真剣に考えていらっしゃる方々がたくさんいらっしゃるのではないかと思う。だからこそ、このジャクリーンの言葉を共有したい。

自分に厳しくし過ぎないでください。完璧を求める必要はない。今のままで大丈夫。自分の強さも弱さも受け入れて、信じて、一歩(一歩だけでいいから)踏み出してみよう、と。

今回インパクト投資、ソーシャル・ベンチャーの経営、インド流コミュニケーション等々、たくさんのことを学んだけれど、自分自身との付き合い方を再発見できたことが最大の学びかもしれない。



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